第17回(1984/昭和59)受賞
大谷 従二(おおたに よりじ)『朽ちゆく花々』
1915年~1990年。島根県生まれ。
詩誌「詩精神」で小熊秀雄と共に同人。
昭和10年には詩誌「森」に「小熊秀雄論」発表。
小熊秀雄との往復書簡が残されている。
詩誌「文化集団」「コギト」「詩人」「詩精神」「詩・研究」を経て「山陰詩人」同人。
詩集『夜の色』(筆名・工屋戦二)『朽ちゆく花々』。
考古学研究者、郷土史家でもあり、昭和18年、出雲原山弥生式遺跡発見に参与。
著書『出雲阿国の新研究―出雲から見た阿国』。
死後、『大谷従二詩集』『出雲の阿国』刊行。第14回郷土史研究優秀賞受賞。
島根県詩人連合会、民族芸術学会々員。大社考古学会々長。
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